ほぼ足りてまだ欲 その先

「ほぼ足りてまだ欲」がはてなダイヤリーの廃止にともないこちらに移りました。

 本屋に行ったらやっぱり百田尚樹の偽歴史書が今週の10位と書いてあった。あれはもはや小説だからなのか、私がいった本屋では歴史のところには置いてなかった。なかなか賢明な本屋だなぁと見直した、くまざわ書店 エキミセ店である。
 初めて月刊日本という本を買った。実は今までこの本は正論とか、hanadaみたいな偏向右翼嫌中嫌韓日本会議本、だと思っていた。どうも違うらしいと最近気がついた。
 月刊世界はもう買うのを止めて図書館で読もうと思ったんだけれど、目次を見て、これは買わなければならないと思った。移民問題はそう簡単に舵を切れる話じゃない。安倍晋三がやろうとしていることは、奴隷労働者の斡旋であって、そんなことでは今の人手不足は解消できない。本当の意味でのワークシェア、オランダでいわれていた、何もかもシェアするという制度にすれば、働き手はいくらでも出てくる。安倍晋三は働く人たちが喜んでやってくる策を全くしていない。高齢者介護システムを本当に社会資本でできるようにするとか、保育の完全実施に踏み切ったら、潜在労働人口が顕在化してくる。それをひとつも考えていない。なぜか。ただ単に企業が儲からないからに他ならない。バカだ。
 週刊金曜日はそろそろ止めようかと思ったんだけれど、ここのところにきていろいろ事件があり、佐高信が離れたりしたのでうすうすまずいなぁと思っていたんだけれど、日本会議に叩かれたりして苦労した元朝日新聞の上村隆が代表になったということを図書館にあった「創」で読んだので、これからも継続して契約することにした。週刊金曜日big issueは、本当に微力ではあるけれど、支えていこうと思っている。
 こんな本を図書館で借りてきた。古くて、紙も茶色く変色し、活字が小さく薄いので、読みにくい。それでもハズキルーペだけは要らない。

  • ヒロシマわが罪と罰―原爆パイロットの苦悩の手紙 (1962年) 筑摩書房 ふたりの書簡集なんだけれど、原文はもちろん英文だったものをわざわざドイツ語化し、1961年にハンブルグで出版されたものを邦語訳したもの。