どうもいつのことか判然としないけれど、とにかく池田大作が死んだことを創価学会が認めたんだそうだ。それに関して総理大臣がお悔やみの言葉を発表した。一介の宗教信者の会の会長の訃報に一国の首相が出したというので、ことは小さくない。この国は本来的に政教分離の原則というものがある。しかるにこの行為はそれから逸脱していると取られても仕方のない行為だ。軽はずみなことだといわれても仕方がない。
軽はずみといえば、石川県知事が東京オリンピックの招致をやっていた時に安倍晋三から金はいくらでも遣っていいぞといわれてきたと言明してしまった。それが表に出てからやつは大慌てで「全面撤回する」と言い繕った。言い繕ったけれど、一旦出てしまった言葉はもう取り返しがつかない。自分が間違っていたというんだが、どこが間違っていたのか、言明しないで逃げた。潔しとしない。
なかなか食い物に決断力が発揮できない。美味しいものを買ってこようとするんだけれど、勇気がわかなくて、ついつい安い物を買って後で後悔する。滝沢ハムのレトルトのハンバーグが美味いぞとテレビでやっていたんだが、ハンバーグ一個に450円も500円も出す勇気がない。結局冷蔵庫にあったはずの賞味期限が切れかかった焼きそばととっくに賞味期限が切れている中華春雨サラダを食べる。もうこの先は長くはないんだから、美味しいものを食べよう！と一大決心をして出かけるのだけれど、毎日概ねこんなもんだ。
死ぬまでにオーロラが見たい。
