ほぼ足りてまだ欲 その先

「ほぼ足りてまだ欲」がはてなダイヤリーの廃止にともないこちらに移りました。

10℃に届かず


 昼頃に薄日が差したくらいで、いやはや今日は本格的に寒かった。
なにしろマフラーをしてダウンのコートを着ているというのに風がスースーと通り抜けていくんだから。
あとで、きいたらつれあいは本格冬用のコートを来ていったというくらいだ。
私ももちろんそれくらいのコートは持っているんだけれどなんてったって重くて、着て出るには勇気がいる。
今どきだったらそれも軽量化がされているそうだけれど、10年ほど着続けているんだから、そんなに軽いわけがない。
じゃ、もう買い替えればいいじゃないかといわれそうだけれど、今から10年後なんて生きていっこないんだから、もったいない。
何しろ八代亜紀だって73歳で死んだっていうじゃないか。



 あんまり寒いんで180円のスーパーの天ぷらを買ってきて天とじ掻き玉饂飩にした。
しかし、なんだかこれで一食を終わらせるのはもったいない気がしないでもない。
豪華な食事をしたってバチは当たらないかもしれないけれど、勇気が出ない。
明日は息子の誕生日なので、豪勢な食事が待っている。



昨年の宝くじの回収率は見直してみるとわずかに38.4%だったことが判明した。
甚だがっかりした。
宝くじ売り場でおばあさんが窓口に貼り付いていたので社会的距離を保って待っていると、フラフラと近づいてきた小柄なおばあさんがその人の真後ろに立ち、窓口が空いたらさっさと200円の宝くじを10枚買っていった。振り返って私を見て「あら、並んでたの?」といった。「はい!」と大きな声で返答した。


 ヴィクトル・スタルヒンである。1957年1月12日 246号線の三宿近辺を車で走行中に玉電と衝突して死亡。なんと40歳。彼は現役最終年の1956年、高橋ユニオンズ・トンボでプレイしたが私はそれを川崎球場で見たことがある。当時、高橋ユニオンズの本拠地は川崎球場だったのだ。記憶は相当ボケているが。当時いえから一番近いプロ野球場が川崎球場だった。オヤジと、いつも誰かオヤジの職場の仲間が一緒で、必ず駅前の「おかめ寿司」で助六弁当を作ってもらってそれを持っていった。(写真は娘のナターシャ・スタルヒン著「ロシアから来たエース」より。)