ほぼ足りてまだ欲 その先

「ほぼ足りてまだ欲」がはてなダイヤリーの廃止にともないこちらに移りました。

最高気温23℃

 東京の最高気温が23℃を超えたといっている。それでなくてもここ2-3日は暖かかった。花たちはあっちでもこっちでも、もう春が来てしまったと思ったらしく慌てている。あそこのミモザはほぼ全体の6割ほどの花が咲いてしまっている。鳥居の傍のオカメ桜も咲き始め、もはや花の社会では春公認のようである。
 他のところにもミモザがあることを発見し、あるマンションの花壇では一斉に沈丁花が開花し、甘い香りを惜しげもなく提供している。あれには私のようなジジイでもウキウキしようというものである。

 調子に乗って日本橋まで足を伸ばしたら、なんと高島屋は本館も新館も全館一斉休館であった。



 かつては毎年月刊「みすず」の2-3月合併号として発行されていた「読書アンケート」だったのが、とうとう月刊「みすず」が廃刊になってしまい、辛うじてこれだけは発行するというのである。例年に比べて俄然分厚く、163ページに及ぶ。最初が加藤茂孝(ウィルス学者)で取り上げた一冊目が保阪正康、二冊目が半藤一利というんだから、最初から面白い。


 図書館に頼るつもりだったけれど、月本先生の著書なので買ってしまった。大学院生の時に、月本先生の講義を受けたことがあった。もったいないことに受講しているのは私を含めて4名ほどで、そのうちの一人は韓国からの留学生のLEEさんだった。彼女が持ってきた聖書がもちろん韓国語のものだったのだけれど、その聖書と、私の日本語の新共同訳聖書、そして先生が解説してくださるヘブライ語からの意訳を比べてみるのは大変に有意義だったと記憶している。

 古本屋から入手。