百人斬り裁判の一審判決が8月23日に出ていたことを今頃知る。請求棄却。
既に大手新聞のサイトでは記事がなくなっているが、河北新報サイトで下記を発見。
土肥章大裁判長は「少尉の1人が当時の新聞報道について、百人斬り競争を認める発言をしたことがうかがわれる。記事が新聞記者の創作であるとまで認めるのは困難で、百人斬りがあったかどうかについて歴史的評価が定まっていないことから、当時の記述が明白に虚偽とは言えない」と述べた。また毎日新聞への賠償請求は、東京日日新聞(現毎日新聞)が報じた1937年から請求権が消滅する除斥期間(20年)を既に経過していると判断した。
原告側は控訴の予定だという。