ほぼ足りてまだ欲 その先

「ほぼ足りてまだ欲」がはてなダイヤリーの廃止にともないこちらに移りました。

おかしいぞ、猫

 昨日の夜中に、そんな時間にはいつも寝入っているはずの猫が「にゃあ〜、にゃぁ〜」鳴きながら歩き回っている。ちょっと盗み見たらテーブルの上に上がっていたので、「こらっ!」と怒ると、そ〜うっと私が寝ている蒲団に忍び寄り、左手に襲いかかった。掛布とんを投げつける。あんまりうるさいから襖を閉めて寝る。すると襖をカリカリやる。少しだけ開けてやると押し開いて入ってくる。
 朝には気がつくと私の手をちょこちょこと触って起こす。餌を入れてやるとカリカリと食べ、次はトイレの前に座って、(早く綺麗にして)と催促する。完璧に私は彼の僕と化している。
 朝からどんよりしている。集合住宅のペット倶楽部会報原稿完成。
「喪中葉書」の原稿を書く。

第一案
亡き母の喪に服しております。
 日頃からお気にかけていただいておりながら、毎度のご無沙汰で大変失礼をしております。
 本年4月2日に母、○○子が逝去いたしました。今年はあたかも亡き父、△△の13回忌の年に、父の死後「早くお迎えに来てくれないかしら」とつぶやいていた母は逝きました。父母ともに岡山県の出身でありましたが、母は60年以上暮らした横浜、〜〜〜で84年の人生を終えました。隣に暮らしております次女、□□子の献身的な介護を受けながら、まだら模様の認知症の中で、時として驚くほどはっきりと会話をしておりました。
 北支に出征した夫を待つ間郷里の岡山で代用教員をしたこと、のちに戦死した同級生が海軍の真っ白な制服に身を包み横浜の家を訪ねてくれたこと、父が○○の造船所に勤務していた頃横浜へ帰る急行列車の中に給料袋を忘れたこと、歌舞伎座によく行ったことなど氷川きよしの歌を聴きながら話していました。
 若い頃庭に卓球台を置いて近所の奥さん方とピンポンに興じ、足踏み式のオルガンを弾きながら童謡を歌った母。今から考えればまさに「教育ママ」だった母。
ほとんど親孝行らしいこともしませんでしたが、姉が出かける時には連れ合いが支援に出かけ、時には私も母の好きな鰤大根を煮たりしました。それがせめてもの罪滅ぼしでした。皆様の生前の母へのご厚意に感謝申し上げます。年末年始の欠礼をどうぞご容赦下さい。

このままの葉書を受け取られる方には申し訳ない。