「Wikipedia・二世・三世議員一覧」からピックアップしてみた。
- 小泉純一郎 三世議員： 父、小泉純也は小泉又次郎の養嗣子で旧姓は鮫島。戦後、公職追放。保守合同後、成立した自由民主党では、党総務、副幹事長などを歴任する。昭和30年（1955年）第二次鳩山一郎内閣の法務政務次官、昭和39年（1964年）第三次池田勇人内閣及び、第一次佐藤栄作内閣の防衛庁長官を歴任。昭和44年（1969年）8月10日、65歳で死去。祖父、小泉又次郎（1865年?1951）請負業「小泉組」。小学校教員、新聞記者などを経て、明治40年（1907年）横須賀市議会議員に当選し議長。明治41年（1908年）衆議院議員総選挙で初当選。以後12回当選。「いれずみ大臣」の異名。横須賀市長、内閣顧問。昭和20年（1945年）から昭和21年（1946年）には貴族院議員に任命された。戦後、公職追放。昭和26年（1951年）9月24日横浜市で没。
- 小坂憲次 四世議員：小坂善太郎の次男。小坂善太郎：1912年〜2000年。小坂 順造の長男。三菱銀行勤務や信越化学工業取締役。1946年）第22回衆議院議員総選挙に長野1区（当時）から立候補し、当選。第5次吉田内閣で労働大臣。小坂の外交路線はいわゆる「ハト派」で昭和47年（1972年）の日中国交正常化では、議員外交を展開。日中国交正常化協議会会長として、田中角栄訪中の地ならし役を勤めた。三木武夫改造内閣では三木に求められる形で外相に就任するが、これは派閥である宏池会の領袖であった大平の忌避に触れ、以後、大平とは関係が悪化。小坂順造：善太郎（長男）徳三郎（三男）の父。1881年 - 1960年。日銀、信濃銀行、信濃毎日新聞社長、長野電灯（現中部電力小黒水力発電所）社長、1928年信越窒素肥料（現信越化学工業社長、1950年日本発送電総裁、1954年電源開発総裁。1912年衆議院議員、1929年拓務省（後の樺太庁）政務次官、1932年貴族院議員、1946年枢密顧問官。小坂善之助：順造の父。衆議院議員、信濃毎日新聞の創業者で小坂財閥を作った。
- 谷垣禎一 二世議員；元文相の父・谷垣専一の急死に伴う補選で父の地盤を引き継ぎ1983年初当選
- 麻生太郎 三世議員：父、麻生太賀吉（吉田茂の女婿）の長男。昭和24年（1949年）第24回衆議院議員総選挙に郷里の福岡県から立候補し、当選。吉田内閣総辞職と共に政界を引退。1980年）12月2日死去。
- 安倍晋三 三世議員：安倍晋太郎の三男、安倍晋太郎は岸信介の娘婿。
- 川崎二郎 三世議員：1980年に父・秀二の地盤を引き継いで衆議院議員に初当選。祖父、川崎克も代議士だったはず。
- 中川昭一 二世議員：1953年生まれ。元科学技術庁長官・中川一郎の長男。参議院議員の中川義雄は叔父。1972年麻布高等学校卒業。1978年 東京大学法学部政治学科卒業。1978年 日本興業銀行入行。年金未払い期間約21年。社会保険庁職員が、通常ありえないような職権濫用によって情報を得て、マスコミ各社にリークし、社保庁の保身に走ったことによるものであるとされる。NHKの番組修正スキャンダルで圧力をかけたといわれる。父中川一郎の死後、元秘書であった鈴木宗男の出馬で骨肉の争いといわれた。
