ほぼ足りてまだ欲 その先

「ほぼ足りてまだ欲」がはてなダイヤリーの廃止にともないこちらに移りました。

誰かに似てる

 「政局より政策ですよ」「私は解散なんて一言もいったことない」とぶら下がり会見で麻生太郎がいう。
 こういうのをいいたい放題だというんだ。どこかで聞いたような雰囲気と私自身の心の中に湧き上がるもやもやした反応なんだが、どこだったかと考えてみると、どうも小泉のそれだったのかもしれない。
 この時期に衆議院が解散して一ヶ月近くの空白期間をどうするというのだといわれて、多くの国民は「そうだよ、どうするんだよ」と解散するべきではないに一票を投じてしまいそうだけれど、本当は衆議院が解散していても内閣は存続しているわけで、麻生太郎内閣は粛々と(自民党が好んで使う言葉)職務に対応しなくてはならないんじゃないかなぁ。で、新たに総理が決まったところで内閣は総辞職する、ってんだと思う。

日本国憲法
第69条:内閣は、衆議院で不信任の決議案を可決し、又は信任の決議案を否決したときは、十日以内に衆議院が解散されない限り、総辞職をしなければならない。
第70条:内閣総理大臣が欠けたとき、又は衆議院議員総選挙の後に初めて国会の召集があつたときは、内閣は、総辞職をしなければならない。
第71条:前二条の場合には、内閣は、新たに内閣総理大臣が任命されるまで引き続きその職務を行ふ。

 だから与党の皆さんは心おきなく選挙運動をやりながらきちんと経済政策に励んでいただいて良いんじゃないかと思うんだけれど、間違っているのかなぁ。