ほぼ足りてまだ欲 その先

「ほぼ足りてまだ欲」がはてなダイヤリーの廃止にともないこちらに移りました。

日曜討論

 社会保険庁のどうにもこうにも言い訳のできない状況を目の前にして、自民党大村秀章公明党福島豊の二人がいくら与党という立場上とはいえ、よくこれだけ鉄面皮の対応で終わることができると信じることができるものだと呆れかえる。大村に至ってはさすがに(農水省とはいえ)官僚出身だけあって建前だけで凌げばいいやという思想がほとほと恥ずかしい。誰が今回の社会保険庁の不始末が単に現場がバラバラに発想した結果だという論理で納得するというのか。
 そもそもこの年金制度の改革を甚だ中途半端なままに放置し、「百年続く」「改革は止まらない」と言葉だけで終わらせてしまった責任はあまりにも大きい。
 本来的にこの年金保険を改革するのであれば、直接税方式を採用するしかないと私は考えている。つまり、累進課税をきちんと構成して、払おうとしない人をも含めて強制的に徴収するしか成り立ち得ないと思う。甚だ残念なことに、自由な意思に基づく行動によって民主国家を支える各要素を成立させることができるほど、この国は成熟していないのではないだろうか。なにしろ国会議員ですら、いや総理大臣ですらその保険料を支払わないで平気でいられる様な国なのだから。「いやぁ、そんなに昔のことですからねぇ・・」=鋭く追求他人の失敗、笑ってごまかせ自分の失敗=ま、私の日頃と大差ないか・・・。