ほぼ足りてまだ欲 その先

「ほぼ足りてまだ欲」がはてなダイヤリーの廃止にともないこちらに移りました。

誰に語っているのか

 夕飯の下ごしらえをしながらテレビの12チャンネルをつけていたら、なんでも鑑定団に出てくる中島誠之助という元骨董屋さんが出てきて、青山の「骨董通り」を紹介していた。なんでもこの通りをこう呼び出したのは彼なんだそうだ。あの通りには骨董屋さんもさることながら和菓子屋さんもあったりして・・と云う話なんだけれど、彼の話っぷりがとても気に障る。
 多分彼は現場で取材に同行しているスタッフに話しているつもりなんだろうと思う。これは政治家にもしょっちゅう感じることなんだけれども、テレビの番組というものはそれが公開されることを大前提として作られるはずである。だとするのであれば、その中での語りはその番組を見る不特定多数の人々に語りかけられているのである。そうして考えると、彼や公僕のチーフや政治家の類がカメラにむかって語りかけることを意識していない、つまり「素」のままの状態であるということは間違っていると思う。はっきりいってしまえば、あいつらの威張り腐った語りかけは不愉快だなぁと云う話である。1938年東京生まれ。それにしちゃぁ髪の毛黒々ですね、あの方。