ほぼ足りてまだ欲 その先

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またぞろ出てきた

 自民党経団連の会合だなんてもう如何にも、である。云いたい放題、やりたい放題の見え見えな要求をしているらしい。またぞろ「サマータイム制」の話が転がりだしたようだ。一旦議論になったもののやっぱり馴染まないと云うことでたち消えたのは一体何年前のことだろうか。あれからまだちょっとしか経っていないだろうに。日本人の「大人度」から見たら、これが労働強化のための策でしかないのは明確だ。本来的には朝早くから明るくなるのだから、一時間分時計を前倒しにし、仕事の終わりも一時間早くする、そうすればエネルギーも削減できると云うのが理屈になるのだけれど、それだったらどうして経団連が提案するだろうか。実際には生産労働時間を出来る限り拡大することを考えているのに相違ない。つまり、労働強化のために考えているからこそ経団連が提案する。「国民の省エネ行動を促す効果が期待される(東京新聞2007年5月21日 12時34分)」というのは大嘘である。省エネよりも結果的に増エネになるのは目に見えている。空調設備を稼働する時間が一時間早くなるだけだ。クールビズなんて中途半端なことをしないで上着なんてものを着ないようにするべきだ。窓はすべて開くようにしないと許可を下ろさなければよい。省エネというのは経済活動の低下を招くはずだ。省エネをいいながら経済活動を活発化できたとしたら、それはただいっているだけで、省エネに邁進していないと云うことだ。