ほぼ足りてまだ欲 その先

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松岡君はなぜまずいか

落札14社から1300万円 松岡農相の団体、3年間で
独立行政法人緑資源機構」の官製談合事件で、機構が発注した「特定中山間保全整備事業」の建設工事を請け負った熊本県内の14業者が、2005年分までの3年間に松岡利勝農相の資金管理団体などに計約1300万円を献金していたことが25日、入札調書と政治資金収支報告書から分かった。松岡農相側は、林道整備をめぐる談合事件で摘発された公益法人コンサルタント業者らから計約850万円の献金を受け取っていたことが分かっており、松岡農相と受注業者との結び付きがあらためて浮き彫りとなった。熊本、島根両県の中山間事業でも官製談合の疑いが浮上、東京地検特捜部が機構の関係先を家宅捜索している。献金を受けていたのは資金管理団体松岡利勝新世紀政経懇話会」と、松岡農相が代表を務める「自民党熊本県第3選挙区支部」。献金額が最も多かったのは、熊本県阿蘇市の建設業者。パーティー券計200万円を購入したほか、3年間にわたり毎月6万円を献金しており、総額は416万円だった。同事業の農林道工事などを4件(計約4億5000万円)落札している。東京新聞(共同)2007年5月26日 02時01分

 林野庁出身の一番頼りになるのは松岡しかいないんだと覆面インタビューで関係者が明らかにしていた。松岡は「だからといって林道関連の予算が増えた訳じゃないと思いますよ」と発言するが、だったらなんで族議員なんてのがいるというのか。勿論彼はそんな時には「族議員なんているのか」と云っちゃえるくらいの根性は座っているんだろう。それにしてもことここに至ってもかばい続けるお坊ちゃんは彼にどんな弱みを押さえられているのだろうか。

緑資源機構理事長の処分考えず 談合事件で松岡農水相 Asahi.com 2007年05月25日11時48分
 緑資源機構をめぐる官製談合事件で、松岡農水相は25日の閣議後会見で、続投の意向を示している同機構の前田直登理事長について、「一日も早く信頼回復できるような責任を果たしてもらいたい」と述べ、任命権限のある主務大臣として処分しない意向を示した。元林野庁長官の前田理事長は同庁出身の松岡農水相の2期後輩。前田理事長が給与の一部を自主返納するとしていることについて、松岡農水相は「一つの責任の取り方だと思う」と支持。機構内に第三者委員会を設けて再発防止策を検討するよう指示したと述べ、「まずはそのことをきっちりやってもらいたい」と語った。自身の責任のあり方については「二度と起こらないように、国民の皆様にしっかりと対応していくのがまずは取るべき責任だと思う」と話した。

 いやぁ、後輩にとっても実に頼りになる先輩でありますなぁ。こんなおふざけを許していいわけはないのだけれども、もらった献金だって返したんだから問題はないだろうと思うような国会議員なんだから、この天下り理事長が給与の一部を返却したと云うだけで双手をあげて許しちゃう。この顔はしっかり覚えておく。