ほぼ足りてまだ欲 その先

「ほぼ足りてまだ欲」がはてなダイヤリーの廃止にともないこちらに移りました。

名を知られる 

 私の周囲にはタレントを持っている様々な人がいて、その人たちはそのタレントを追求していくだけではなくて、必ずそうした分野に関連する人たちとの間に、広い、そして濃い関係を着々と築いていくという才能を持っている。知らないうちにこちらから見ているとどんどん拡げていっているのがわかる。次にどうしていこうという展開についてのとても前向きなスケジュールを持っている。そうやっているうちに自然に名前が知られていく。こうしてみていると、和民のしたり顔社長が言っていた「自分のスケジュールを作る」というのはあながち間違っていないのかも知れない。違っているのは和民社長は儲けるために自分の人生のスケジュールを作るけれど、私の知っている、そうしたタレントを持っている人たちは自分の趣味、楽しみ、のためであるところが大きく違う。それでも進歩のための方法は似通っているのかも知れない。ところが彼らの分野でそうした人たちが拡げられる非常に重要なポイントはそれが飯の種ではないと云うところである。そうなるとプロフェッショナルの人は油断するのだ。別にこいつは俺の飯の種を脅かす働きはしないという点について。
 それでもそうした広がりと前向きのスケジュールはいつかビックリするような展開を見せることになる。そこが私に決定的に欠落しているところであることは明らかだ。昔から良くセカンド・ライフには明確なものを持てと云うけれど、それが何故なのかわかる時には人生は大分通り過ぎている場合が多いし、そんな「明確なもの」が見つかる人はそれほどいないのだ。そしてそうした「明確なもの」を追求するのにはとても大きな努力が必要になる。