ほぼ足りてまだ欲 その先

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HEROES

 SUPER DRAMAチャンネルで例の「HEROES」の第5回である。前回分を見逃しているので、最初の頃の繋がりをほとんど忘れてしまっていて、横に専用解説者がいるからすぐにわかるものの、そうでもなかったら誰が飛べる奴で、誰がインド出身だったのか、そして誰が絵描きなのか、すぐには想い出せないだろう。警官のマットとチアリーダーのクレアだけは特徴的だから覚えている。勿論ヒロ・ナカムラとアンドウ君はすぐにわかる。
 通常は日本語吹き替えの主音声で見ているのだけれど、ヒロとアンドウの会話の時は副音声に切り換える。するととても面白い。アンドウ君(James Kyson Lee)はソウル生まれで10歳の時にアメリカに来てニュー・ヨークで育ったというのだから実質日本語環境にいなかったわけで、確かにつたない日本語だけれども、結構頑張っているんだなぁ、これが。日本語を日本語で吹き替えるというのがどうもおかしなこった。そしてヒロがブロークンに喋っているであろう英語を、単語の羅列の日本語にして吹き替えるのは、どうも雰囲気が出ないのだ。それにしてもこりゃどうも嵌ったみたいだ。ヒロはちょっと大げさアクション過ぎるけれどね。ま、米国のディレクターには日本人はいつまで経ってもステレオタイプ化しないと落ち着かない奴ばかりなのかもしれんな。そんなに日本人はおしなべてごろごろ転がすハードタイプの、しかもみんな同じスーツケースを持っていないと落ち着かないのかね。