ほぼ足りてまだ欲 その先

「ほぼ足りてまだ欲」がはてなダイヤリーの廃止にともないこちらに移りました。

「東京で・・・会ったんだ」

 わが家の愛猫が昇天してからちょうど一ヶ月になる。時間が過ぎるのは早い。つい、ふっと時間が止まるような時に目があいつを捜そうとするのに気がつく時がある。それでも私は少しずつ大丈夫になり出していて、昨日も憲政記念館の入り口にいた三毛をじっと見ていた。最近は面白い写真を掲載している方のサイトも見つけ、巧いなぁと思っていると来週青山一丁目でその写真を見せてくれる写真展があるそうだ。少しはリカバリーしたかと連れあいに声を掛けてみると、やっぱりまだダメだという。
 あの翌日に母校であった行事をお休みさせて貰ったのだけれど、漏れたまわるところによると、現場ではやっぱり「猫如きが死んだくらいで・・」という声が出ていたらしい。そうだろうと予想はしていたけれど。それはそれで仕方がないのだろう。会社に行っている時だったらどうしただろうか。行っただろうか。それとも休んだだろうか。昔の私だったら確実に行っただろう。そんなことくらいで休むなんてとんでもないといっただろうと思う。しかし、今の私には16年連れ添ったあいつの突然の死から1-2日で立ち直るのはできない相談だった。なにしろあいつはわが家の中心にいたものなぁ。