ほぼ足りてまだ欲 その先

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責任

 そうだ、戦争といえば、あの戦争(悪いクセで、これで自分では特定できたつもりでいるところがまずいなぁ)、アジア太平洋戦争に関していえば、昨日のビデオのHDD整理でちょろっと見たNHK「証言記録 兵士たちの戦争」シリーズや、同じくNHKの「学徒兵 許されざる帰還〜陸軍特攻隊の悲劇〜」なんかを見ると、結局わが國の軍隊が取った作戦であるとか、広報、兵站、士気高揚といった戦争遂行のための手だてについては合理性を欠いているものが目白押しで、他に思いつかないから失敗した手だてをそのまま繰り返すといった行為も散見されるようだ。しかも責任を取っていない「責任者」は次から次に名前が挙がっている。
 こうした番組のレポートを見ていると単純に「あぁ、この辺は今の官僚社会とまったく変わっていないんだなぁ」と思いが至る。薬害エイズにしても今語られている肝炎についても、あ、そうだ、わかりやすいところでは社会保険庁の問題にしても、「こいつだっ!」と指摘されてはいない様な気がする。守屋某もこれで終わりなんだとすると、社会的名誉は失墜したかも知れないが、20年以上に亘ってゴルフ三昧、接待三昧の日々を楽しんできたわけだし、これから先、多分彼のことだから20年以上は余生を謳歌し、金には困らないだろう。もしここから先、彼が退職金の7600万円を国庫返納しても、生涯賃金が3.5億円とかいわれていたんだから、そんなの眼じゃないだろう。
 そうだ、この話とは関係がないけれど、憲政記念館重光葵の展示をやっているんだそうだから、いってみようかな。と、思ったら8日(木)からだった。