ほぼ足りてまだ欲 その先

「ほぼ足りてまだ欲」がはてなダイヤリーの廃止にともないこちらに移りました。

静岡新聞から

プルサーマル

プルサーマル受け入れ 菊川市長が表明 浜岡原発 静岡新聞 2008/01/30:中部電力浜岡原発御前崎市佐倉)のプルサーマル計画について太田順一菊川市長は30日、計画を受け入れる考えを市議会に表明した。太田市長は「市民の理解状況や安全性などを総合的に判断し、受け入れることにした」と述べた。市議会は2月1日に全員協議会を開き、市長の考えをあらためて聞く方針。同日の臨時議会終了後、議員に自らの考えを報告した。昨年11月から今月まで計7回開いた庁内委員会での議論や市や連合自治会が主催した研修会などの状況も踏まえた。会見に臨んだ太田市長は「市として理解活動に時間をかけた自負はある。今後も庁内委員会は継続し、チェック機能を示したい」と話した。計画をめぐっては立地市の御前崎市が周辺3市(掛川、菊川、牧之原)に先立って昨年11月に受け入れを決めている。」
 それでなくても東海沖地震を考えたら怖くてしょうがないと思うのが普通じゃないかと思うのだけれども、こうした動きを考える人たちはそんな状況については考えないことが基本になっているんだろうか。

これじゃ手配師そのもの

清水一家本部を捜索 県警 静岡新聞2008/01/29
 指定暴力団山口組清水一家原野組組長らによる労働者派遣法違反事件で、島田署と県警捜査四課などは29日午前、容疑を裏付けるため静岡市清水区の清水一家本部を家宅捜索した。
 午前10時前、段ボールを手にした捜査員ら約50人が一斉に家宅捜索に入った。出入り口付近では、ヘルメット姿の機動隊員が盾を手に周辺の警戒に当たった。
 労働者派遣法違反容疑で逮捕されたのは、清水一家原野組組長(59)=静岡市駿河区=ら3人。調べでは、容疑者の組長らは昨年1月から12月までの間、静岡市内の建設会社に20代の男性4人を派遣し、同法で禁止されている建設業務に従事させた疑いが持たれている。
 同署などは派遣先から振り込まれた給与の一部が暴力団の資金源になっていた可能性もあるとみて調べている。

 労働者派遣法が改悪されて以来様々な問題が表出してきている。労働者派遣法はいったい何を防止するために作られていたのかという原点に返らなくてはならない。タコ部屋を許さない、手配師によるピンハネを許さない、その為に作られた法ではなかったか。それを経団連が自らの企業の利益を追求するためには手配師が暗躍してもしょうがないということを隠し、政府与党を動かして改悪した結果だといって良いだろう。