ほぼ足りてまだ欲 その先

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テレビで映画

今朝はテレビで珍しい映画をやっていた。一本はWOWOWでのシネマ・クラシックでのカンヌ国際映画祭特集であの名作「ぼくの伯父さん」(1958年フランス/イタリア)である。私はこの映画を日本公開時に見た記憶があるのだけれど、私の中ではモノクロの映画だという思いこみがあった。だからテレビで見た時にちょっとびっくりした。とにかくこの映画は言葉が分からなくてもおおよそ想像がつくし、淡々と続くいわゆるエスプリが心地よかった。しかし、一緒にちらっと見ていた娘は「何が面白いんだろう」と不思議そうな顔をしていた。
 もう一本は日経系のBSジャパンが「シネマルシェ」の枠で放映した「クジラの島の少女(原題 Whale Rider  2003年 ニュージーランド)」である。私が初めてこの映画を見たのは昨年の2月。上野の国立博物館で開かれたニュージーランド国立博物館の「マーオリ 楽園の神々」展の時に上映された時のことだ。会場がきちんとした映画館だった訳ではなかったので、不満なものがあったけれど、やっぱりちゃんとしたところで上映したらあの青空の印象がきっと相当に違っていたんだろうと思った。→ こちら