ほぼ足りてまだ欲 その先

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富山県知事選挙

 富山県選挙委員会開票中間速報:午後11時00分(93%):石井たかかず(62歳、自民、公明両党、民主党県連が推薦、現職):298,759票、こめたに寛治(61歳、共産党推薦):52,554票
 民主党が本部レベルだろうと県連レベルだろうと、対抗候補を出す、あるいは非与党候補を支持する態度を取らなかったのははなはだ遺憾である。今この時点でこういういい加減な態度を取ることの意味を本当に考えたというのだろうか。
 最終投票率はわずか41.45%であるが、それでも前回知事選の37.27%を4.18ポイント上回っているんだそうだ。お粗末きわまりない。この圧倒的な石井の勝利とはいえ、この投票率では無効票を無視しても全有権者のおおよそ35%の県民の支持を得たことにしかならない。やっぱりこれでは日本の選挙制度は正しいとはいえない。既に権力を握っている方が有利に作用するに決まっているから、与党はこのシステムを変えようとは思わない。だから、いくら民主党が国政政権を握ったとしても、こうしたシステムを変えようとはしないだろう。もし彼らが政権を握った後、こうした選挙のやり方を変えようとするようであったら本当の政治家だということができるだろうけれど。