- 産経ニュース(2008.10.18 08:43)「インタファクス通信は17日、ロシア政府筋の話として、世界的な金融危機の影響で国の資金繰りが悪化しているアイスランドへの緊急融資をロシアが実施するかどうかは、まだ決まっていないと伝えた。同政府筋は「われわれにとって融資を実施する根拠はまだ十分ではない」と述べた。アイスランドは7日、ロシアから40億ユーロ(約5500億円)の緊急融資を受けると発表していた。(共同)」
- NIKKEI.NET(2008/10/19 23:40 )「【ブリュッセル=下田敏】欧州で金融危機が広がるなか、ベルギーとルクセンブルクの両政府はアイスランド最大手カウプシング銀行の経営支援で協議に入った。同行がアイスランド政府の管理下に置かれ、ベルギーの支店などを含めて預金が引き出せなくなり、預金者らの不安が高まっているため。欧州では国境を越えて業務を展開する銀行グループが多く、政府が外国銀行の経営支援に乗り出すという異例の措置となる。カウプシング銀はルクセンブルクに現地法人を置き、同国とベルギーの支店で高金利で預金を集めていた。両国政府はルクセンブルク法人を銀行本体から切り離し、経営支援する方向でアイスランドと交渉を進めるとみられる。ベルギーの首相報道官は経営支援で「あらゆるシナリオを考える」と語った。」
- NIKKEI.NET(2008/10/19 23:40)「安保理改選、アイスランドが金融危機で失速 信認失墜:国連安保理の選挙にも金融危機の余波が押し寄せた。17日の非常任理事国改選で「西欧その他」グループ枠に立候補し、一時は優勢とみられていたアイスランドが惨敗。金融危機による混乱で同国に対する国連加盟国の信認が失墜した結果とみられている。2枠を争った同グループでは3カ国が出馬。当選したトルコとオーストリアはそれぞれ151票、133票を獲得した。人口わずか32万人の小国ながら、金融立国として存在感を強めていたアイスランドは87票と大差で最下位に沈んだ。(ニューヨーク=中前博之)」