ほぼ足りてまだ欲 その先

「ほぼ足りてまだ欲」がはてなダイヤリーの廃止にともないこちらに移りました。

次は地デジ詐欺

 「オレオレ」詐欺だけかと思ったら「定額給付金」詐欺も出現してきたけれど、次はやっぱり「地デジ詐欺」が絶対に出現すると思っている。なにしろ、こんな全国どこに行っても全国民を強制的に今のシステムから次のシステムへ移行させるなんてことが許されるわけがないと思っていたから、実際にこんなことが起きるとは思っていなかった。多分高齢者の、それも独居世帯なんかだったら、どんなことが起きるのか、未だにわかっていない人だって随分おられるはずだ。
 現実にもうすでにデジタルテレビを入手しているのに、未だに地デジを受信していなくてテレビがついていると右肩に「アナログ」と表示されたままで見ている家庭も少なくない。その上テレビを見ているとちょっと前まで草薙剛が出てきて、「2011年7月!」といっていたけれど、それで何が起きるのかわかっていなかったりする。同じSMAPの木村、中居、稲垣が出てきて(あれ?テレビのデジタル移行はジャニーズ事務所のために実施するのか・・?)「ねぇねぇ、光をさすっていってたよね?」と繰り返していたけれど、あれが光ケーブルを利用してテレビをデジタルで見るということの宣伝なんだということを全くわかっていない人は幾らでも発見が可能だ。
 そもそもなんでこんなことを一方的に、強制的に、全体主義的に移行することが可能なんだろうか。前にも書いたようにこうして今使っているVHF波からテレビをUHF波に追い出して一体何がどう使いやすくなって、どんな新しいことが起きるのかがわからない。これだけ国民ひとりひとりに負担を強いておいてどんなそれを超えるサービスが提供されるのかも知らない。
 「放送局なんですけれど、デジタルへの移行は完了していますか?変更しないとテレビが見られなくなっちゃうんですよ。今だったらたったこれだけのお金で見られるようになります。将来の心配は要りません。すぐに振り込んでください」って、電話が高齢者世帯にかかってきたらどうなるだろう・・・。
 あ、それよりも、この「地デジへの移行」という政策そのものがもう壮大な詐欺だったりするか・・・・・?