公開討論会というのは誰が主催しても良くて、その主催者がどれほどの力を持つのか、という点で各政党が判断して出席する人間を決めるのかと思っていた。
わかりにくい言い方だけれども、昨日テレビで報道されていた自民：菅、公明：山口、民主：玄葉への知事会メンバーによる公開討論というよりも、公開吊るし上げにはこの三党しか来ていなかった。その他の政党はとるに足らない、どうせ政権のイニシアティブなんかとれるほどじゃないからどうでも良いや、とあの場に呼ばれてもいなかったというのを知って、全国知事会という集まりも随分と失礼な奴らなんだなぁと思った次第。
確かに国民新党なんて怪しい爺さんの集まりで、郵政民営化をひっくり返せ、ということしかいわないんだし、社民党はいくら保坂展人が頑張っても、それ以外に具体的な発言ができる奴が見当たらない。共産党はいっていることは本当に正しいんだけれど、「共産」という名前がどう考えても今時のこの国に一般に受け入れられっこない、ということがどうしても理解できないという不思議な政党だ。
だからってこんな時期に彼らを呼ばない公開討論会というのは「アンフェア」だ。そのうえ、全国知事会だってのに、テレビ報道で見ると、放り出し市長なんてのが立ってマイクを持って発言しているじゃないか。そのまんま東だって、今や化けの皮が大はがれ。自民、公明なんてあの場でいったことを誰が真剣にその後実現するぞと心に誓っているのかと思うと、腹が立つ。
あ、ひょっとすると私が腹が立っているのは橋下のリーダー面かもしれないな。
