党首討論が地デジでもニコ動（2時間経過時点で51,000人）でも中継された。
嘉田知事はまともに答えるが、安倍にしても、石原慎太郎にしてもまともに現状を認識していない。いっていることが間違っている。
例えば、安倍は電力が高くなると鉄鋼業界は成り立たないといっている。それは電炉メーカーの話であって、高炉メーカーは石油も電力も買っていない。むしろ売っている。慎太郎はアルミ業界に対する影響に触れるが、それは今始まった話じゃない。もう何十年も前からアルミ業界は晒されてきた。多分今でも電気精錬している工場はもうないんじゃないだろうか。
慎太郎は自分の党の公約すら理解できていないし、話をすればするほど偏った一部分の話にしかならない。彼が公党を代表する立場に立つのはもう無理だ。それでいながら彼に代表をさせるしかないのが「日本維新の会」の限界点だろう。
11人並んでいても質問する相手は野田、安倍、山口、嘉田、石原に偏っている。なにも「日本記者クラブ」でやる必然性が全くない。それは自民、民主、公明しか持ち上げない日本のマスコミの罪を露呈しているといって良いだろう。
瑞穂くんが喋るのを見ることはほとんどなかった。
