最初の部分は画面で見ていたのだけれど、途中から我慢できなくて音だけを寝床で聞いていたらやっぱり途中で寝てしまっていた。
いつもの60minutesではなかったのかも知れないけれど、かつてのCBSの顔だったといって良いWalter Cronkiteの特集だった。彼は今年の7月に92歳でなくなった。彼の特集を見ているとアメリカの戦後の歴史、そのものだといっても良い。特にJFKの訃報を眼鏡を外しながら語る彼の様子は様々なことはあるものの当時の米国を浮き彫りにしていることが見て取れる。
The Beatlesが米国のテレビに最初に登場したのはEd Sullivan Showではなくて彼がアンカー・パーソンを務めていたCBS Evening Newsだったとは知らなかった。しかも、その放映を見てすぐにEd Sullivanが電話してきて、そこからEd Sullivan Showへの出演が決まったというのだ。当時、Cronkiteの二人の娘はスタジオに来て、直接4人と話したという。
この二人の娘は1969年8月のWoodstock Music and Art Festivalにも現地に行っていたそうで、「コンサートに行ってくる」という話だったので気にしなかったけれど、彼のイブニング・ニュースでそれを取り上げた後にそれを知ってびっくりしたという。考えてみると彼の娘たちと私は多分同年配だということだ。うちの死んだお袋とWalter Cronkiteが同年配なんだから当然といえば当然か。