ほぼ足りてまだ欲 その先

「ほぼ足りてまだ欲」がはてなダイヤリーの廃止にともないこちらに移りました。

郵政民営化論議

 サンデープロジェクト大塚耕平副大臣をとっちめる会、田原総一郎が大好きな竹中の屁理屈論拠を通すための会。郵政を民営化したことでサービスの低下が起きていることを決して認めようとしない竹中の本音は国有財産の投げ売りだったことを明らかにしなくちゃならない。いくら竹中が郵便局は減っていない、サービスは低下していないと主張してもそれが間違いで嘘だというのは国民は肌で感じて知っている。
 それまで一カ所で保険から貯金からすべて終わらせることができたのに、同じフロアーでゆうちょ銀行のフロアーマンに、この近所でお金を扱ってくれる郵便局は他にはどこ?と聴いたら「私はゆうちょ銀行の人間だから知りません」といわれた時にあぁ、やっぱり不便なことになったなぁと痛感した。そんなことは自分で調べるのが国民としての義務だというのであれば、そうかもしれないが、それまで有用だったサービスがなくなることを国民は「不便になった!」という。
 効率化、民間企業の競争原理によって構築されるサービスを評価する米国社会がどんなことになっているのかを私たちは知らなくてはならないし、その轍を踏む必然性は私たちの社会にはないと確信する。
 確かにここで斉藤次郎を持ってきたことはとても肯定できることではないはずなんで、衆議院選挙で圧勝した民主党を小沢と亀井の二人でぶっつぶすところまで行く危険性は大いにあって、民主党の本来的な姿勢をたかだかこの二人で国民を欺くことになる可能性については警鐘を鳴らすことは必要だろう。
 しかし、郵政民営化が如何に間違っていたかを民主党はひとつひとつ検証していかなくてはならない。