ほぼ足りてまだ欲 その先

「ほぼ足りてまだ欲」がはてなダイヤリーの廃止にともないこちらに移りました。

鉄面皮

 仕分け最終日はオオトリが(財)道路保全技術センターの路面下空洞調査業務。この法人の空洞調査は河野太郎が以前から追求し、彼は現場の検証にまで立ち会っていた案件。彼は自身の「ブログ」で「能力もないのに空洞化調査を受注することに協力してきた金井道路局長、深沢国道防災課長、伊勢田道路保全企画室長以下の国土交通省の責任を追及し、処罰しろ」と主張し続けている。
 今回も仕分けチームから同席をリクエストされたけれど、ここの部分をないがしろにしてはならないといっていて、民主党は前原国土交通相が3年の解散としていることについて異議をいっている。つまり告発して取り返すべきだと。
 今日の仕分けでは枝野が告発までも口にしており、国交省の煮え切らない態度に口を酸っぱくして残余財産の保全をせよとして追求している。
 理事長は既に辞職しており、現在は空席で理事長代理の説明によると今現在49億円が残っているけれど、年間の経費として9億円が失われるのだという。
 国交省は「できるだけ保全する」といった言質を絶対に取られない対応しかしないで逃げようとする。今回のこの仕分けは(河野太郎の悔しさもよく分かるが)どう考えても自民党公明党では明確にすることができなかったものだといえる。これだけ見ても私たちは昨年の選挙で正しい選択をしたといって良いだろう。