もう人前に立って話をしなくなって4ヶ月が経って、あんなことを毎月やっていたのがあたかも嘘のことのようで、ず〜っと昔のことのような気がする。それまで出逢ったことのないパフォーマーの人たちがステージに出てきて、それを紹介して、盛り上げるという役割を40回ほどやったのではないだろうか。なにしろ素人がやるわけだから、どこかの放送局のアナウンサーがやるように、声がよいわけでもないし、人心をキャッチすることのできるようなネタを持ち続けているわけでもない。
それがこの際、足を洗おう(ヤクザじゃないんだけれど)と思ったのには様々な理由があるけれど、アマチュアのパフォーマーの人たちにはいろいろな人たちがいて、ポライトな人もいれば、傍若無人な連中もいるということでもある。
褒めて育つというタイプの人が世の中にいるのは知っているけれど、それと甘やかして育てるとは話が違うんだよ、という意識を持ってしまうのが、中途半端な老人の悪いクセなんだろう。でもそれで良いと思っている人たちの中ではそれで良いんじゃないだろうか。