未明のテレビ、見続けちゃったのだ。NHKスペシャルのあと、アメリカ中西部の竜巻を追跡する番組を見ていたら、テレビ朝日でテレメンタリー2010がシリーズ戦後65年その4「英霊か犬死か〜沖縄から問う靖国裁判〜」を放送するというのを知ってこれも見てしまった。見終わったら午前3時を過ぎていた。お願いだからこういう番組をもっと早い時間にやって欲しいなぁ。でも、どうせ、見られることもないか。ギャアギャア騒ぐ番組で広く国民の視線を遠くに追いやっておくのが政治の常道だから。
明確なメッセージ性を持った番組で来月の判決が待たれるのだけれど、沖縄住民がこの裁判で勝つ可能性があるかといったら、それは相当に低いだろう。戦後65年間、日本政府と「分立」だと習っていたはずにもかかわらず政府に追従している日本の司法はマイノリティーをとことん無視して、お家大事に邁進してきたからね。靖国に軍神として祀り、その結果恩給を貰っていたにもかかわらず今になって靖国合祀から外せとはムシがよい、という論理を振り回すに違いない。
