なんだか知らないけれど、赤坂の東急ホテルの2階にフーターズっていうアメリカが発祥のファスト・フード屋が開店したんだそうだ。お姉ちゃんがタンクトップみたいなT-シャツと短パン姿でサービスするファスト・フード屋だってんだなぁ。チア・リーダーズの格好だというのだけれど、まるでこれじゃLas Vegasあたりの場末の呑み屋みたいじゃないか。昔だったらポール・ダンサーズみたいだよ。なんでこんなものをわざわざ持ってこなくちゃならないのか知らないけれど、際物媒体は喜んでこういうものを取り上げるし、サブ・カルチャーを持ち上げて持て囃す社会は「面白いじゃん」と飛びつくってわけだ。
客が入店すると、大勢のフーターズガールが歓声で出迎えてくれる。テーブルに付くと「Ariaです、よろしくお願いします」とフーターズガールが挨拶し、紙ナプキンを手渡す。見ればナプキンには「Aria Thank you」と書かれている。客は自分の名前も教えることで、フーターズガールと客とが名前を呼び合って会話するようになる。
これじゃ、メイド喫茶とどこが違うってんだよ。耳かき屋とどうよ。こんな記事を日経の子会社が出している日経トレンディなんてのが書いているんだから、大バカヤロウだ。
AKB48にしても、メイド喫茶にしても、少女時代にしても、女性たちにこんな商売女みたいな格好をさせて、何をして良いのかわからない煩悩で頭がいっぱいになっちまった男たちをたぶらかせて金を遣わせて、裏でウッシッシとほくそ笑んでいる奴らが一番悪いし、腹立たしい。
秋元ナンタラなんて人前で受けたい一心の小生意気な娘どもを集めてその気にさせて、バカな男たちをたぶらかす。で、マスコミが堂々とこういう連中がやっていることはあだ花じゃなくて、表でお陽様を燦々と浴びるひまわり扱いするものだから、バカ娘もバカ息子もその気になっている。
風俗とどこも変わらない。あっちの主流がヤクザでこっちの主流がそれにかなり近い芸能プロダクションだってだけだ。
のせられて、それのどこがいけないんだっ!っていっているのが哀れそのものだ。悪くないよ、悪くない、君たちは悪くない、ちょっと考えが足りないだけだよ。