ほぼ足りてまだ欲 その先

「ほぼ足りてまだ欲」がはてなダイヤリーの廃止にともないこちらに移りました。

初夢

 元日は、夜の10時半にはとても眠くて我慢ができなくて、とうとう寝てしまった。私は寝しなにいつも小さなラジオをイヤフォンで聴きながら寝るのだけれど、このラジオがテレビ音声も取れるので(当然今年の7月で終わる)これで何を聴こうか捜していたらNHK教育テレビで、何度目かわからないけれど、ハーヴァード大学マイケル・サンデル先生の「JUSTICE」の授業をまたやっていた。
 ははぁ、友だちがいっていたのはこれなんだなと、ならしながらそのまま寝付いてしまったらしい。これが延々と午前4時過ぎまでやっていたらしい。私のラジオは1.5時間経つと自動的に切れるように設定してあるので多分午前0時くらいに切れたはずだ。
 多分にそれが影響していたんだろうけれど、夢の中で私は生まれて初めての東大の本郷に入るのである。何でもサンデル先生の講義があるとかで、潜ることにしたのだ。で、その授業というのは別に特別な授業ではないみたいで、いつもの授業なんである。で、私が潜っていても誰も何もいわないし、しまいには手を挙げて質問までしたし、先生がご自分の研究室に帰るのに同行して、ずっと質問しているんだけれど、先生はその間もずっと授業と同じペースで喋り続けるんである。もうまったくずっと、それも日本語で喋り続けるんである。研究室にいってみると、それは食堂や本屋、あるいは学生のたまり場的な施設が固まった平屋建ての建物の中にあって、なんとサンデル先生はまるで高校の教員室のようなだだっ広いところに大きなデスクを持っていて、周りが書棚で囲まれているという、およそ大学の先生の研究室とはとてもいえないようなところにいるんである。
 で、結局お話をお伺いして「先生、また来ます」と私は研究室を辞して、本屋で先生の著作を買うんだけれど、そのお釣りがなんと米ドル、しかも全部コインで、まるで国会図書館のような透明のプラスティック・バッグに入れて渡されるのである。
 ハッと気がつくと外はもう夜で、早く帰らないと接続の電車がなくなるというので急いでバスに乗るのだけれど、なんだかそのバスはとても面倒なルートを取る。降りたところはだだっ広い広場で、その向こうの丘に電車の駅が見える。
 この初夢、何を意味しているんだろう。これまで避けて避けてきていたあのマイケル・サンデル先生の「JUSTICE」をいい加減買って読め、ということなんだろうか。あれだけ売れているというんだから、そろそろブックオフに出てもいい頃だと思うんだけれどなぁ。