ほぼ足りてまだ欲 その先

「ほぼ足りてまだ欲」がはてなダイヤリーの廃止にともないこちらに移りました。

散歩

 《写真:某ビルの壁に残されている、BC789年頃のものと覚しき壁画(題:風にそよぐ柳)。嘘、嘘。夏になると、埋もれて見えなくなる。》
 朝から天気予報がバッチシ(本当は“バッチリ”なんだろうけれど、それにしてもこの語源はなんだ?オ〜イ、三ちゃん)あたって、朝からむちゃくちゃ冷たい雨が降る月曜日である。こんな日に日頃混むところに行けばきっと空いているに違いないと、確定申告のための税務署、書類をもらいに区役所、そして近くに行くからと多慶屋にも足を伸ばす。
 案の定、行くところ、行くところいつものようなずらっと並ぶ列ではないので実に快適なんだけれども、その間が寒くて、冷たくて、ぐしょぐしょで、やっぱり長靴が欲しいもんだと痛感するのである。
 確定申告ははじめて税務署のパソコンで申告した。というよりも去年までは手伝ってくれる人がいて、紙に手書きで書き込んだのに、今年はもうパソコンでしかやれなくなっているらしい。これで自動的に番号が振られてしまって、この番号とパスワードが私を特定することになってしまったけれど、これで本当にデーターは守られるのかどうか、はなはだ不安である。尤も政府系の場合はどこかになくなってしまうのが怖い。あなたのように収入が殆どない人は10万円以下でも還付される医療費があるんですよ、と教えられて、思わず「えっ!」と声を出してしまった。新年度からはしっかりと医療費の領収書を集めておかなくてはならない。これも空いていたから教えて貰えたんだろうか。
 いくら役所でも今時昼休みだから休み時間なんてことはないだろうと思いながらも心配しながら区役所まで歩くと、開いている、良かった良かった。20分ほど待って書類を作ってもらった。今朝になって急にこういう書類を貰ってこいと頼まれたのだ。ここまで来たんだから、いつもはむちゃくちゃ混んでいる多慶屋に行ってみれば良いんじゃないかと思って行ったんだけれど、これがまた案の定いつもの人混みとはまるで違っていて、キャッシャーに列が全くできていなかった。驚くべきことだ。しかし、何も買う勇気が出てこない。
 昼飯をどうしようかと考えたんだけれど、サンドイッチやいなり寿司を多慶屋が売っているとは思わなかった。これとスープの素かなんかで・・と思っているうちに家に帰るとそんなものは売るほどあるし、じゃ、というので、何も買わずに一目散に帰ってきたのである。9,800歩。