わが家の数あるスイッチのうちで最もその使用頻度が高いのはどこのスイッチかと考えて見る。食堂ではないのか。なにしろいつでも人がいる。なんて、とぼけたってしょうがないのだけれど、それはもちろんトイレの電気スイッチに決まっている。滞留時間は短いけれど誰もが日に3-4度は確実にスイッチを押している。そのスイッチがとうとうパチンと入っても、切る時にパチンとなりにくくなった。このスイッチは換気扇と連動していて、スイッチを切っても換気扇が設定の時間分おくれて切れるという機能を持っている。だから入って切るという単純なスイッチではない。その分高い。普通のスイッチが千円くらいで買えるというのに、このスイッチと来た日にはメーカーの標準小売価格(変な呼び名だ)だとなんと5000円くらいする。
ネットで調べると量販店のネット販売でおおよそ3800円くらいだ。じゃ、というので量販店に自分でいってみると、こんなものは置いてないのだ。自分で買う人はいないということか。ネットでは買えるらしい。じゃ、というので秋葉原にいってみた。大間違いだったのかも知れない。今や秋葉原はネット関連機器屋と化していて照明用の壁スイッチなんて一体どこに行けというのかという状況だ。諦めかかった時に、「パナソニック配線機器」と書かれた看板を見付けた。ようやくだ。あったのだ。3300円だったのだ。皆さんこの辺りはどうしておられるのだろうか。