M7級の直下型地震が首都圏でここ4年のうちに70％の確率で発生すると、東大地震研究所の研究班がこのほど試算結果をまとめたと2012年1月23日、読売新聞が報じた。この規模の直下型地震が起きたら、確実にわが集合住宅は機能に破綻を来すだろう。
まず扉が開かなくなる。ガスがどこかで漏れる。水道管がどこかで外れる。エレベーターが動かない。さて、それでどうするかだ。14階から下まで階段が繋がっているかどうかもわからない。食料はある。灯りもある。燃料がないから、暖房がない。やっぱり下まで降りることがまず最初だろうか。いくらかの食料を持って降りよう。しかし、火事になっているかも知れない。わんわんと燃えてきているかも知れない。
