ほぼ足りてまだ欲 その先

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自分史というと

 なんだか、その辺のマスコミが書いていることに簡単に洗脳されちゃっているみたいでいうのもなんだけれど、人間は不思議なことに歳をとると自分の行動の記録を残しておきたいなぁと思うらしくて、こんなブログなんてのもそのひとつに入るんだろうけれど、結構みんな書いているみたいだ。
 うちの親父は大学の時の同級生でいつまでも連絡を取り合っていたのが10人くらいいたようで、ひと頃は毎年家族の写真を撮って交換していた。その仲間で、戦争中それぞれがどうしていたのかを書いたものを文集のように残している。うちの娘、つまり孫娘はそれをあとで読んで「文才がないなぁ」と酷評していたけれど、問題はそこじゃない。
 友達に久しぶりにあったら、自分の家族のこれまでを書いて一人娘に見せたら「お父さん、文才あるわね」といわれたと喜んでいた。娘は気を配ることのできる年齢になっていて、孫娘は屈託がない、という違いじゃなかったのか。