大学の先輩の歌い手の方が歌う日だったので、銀座の某店へ。早めに着いたら前回も来られていたご夫婦がまたもおられ、前回気になっていたことをお伺いした。
ご主人は私の先輩と同じ高校（都立城南高校ー現在の都立六本木高校）の出身で、私とは同じ歳だ。その高校には私の中学の同級生がいたはずで、彼は平泳ぎで都の記録を持っていたくらいだから学校でも有名だったからすぐに誰のことかご主人はわかった。長いことアメリカに暮らしているはずだということだった。
中学を卒業してから一度も逢っていないわけだからもう半世紀の長きにわたって彼の消息を知らなかったということになる。これだけ逢っていないと逢いたいような逢いたくないような気がするものだ。そういえば彼は中学の時にボーイスカウトとして豪州で開かれた世界ジャンボリーに参加していた。
