え〜っといつからだったのか、覚えていないんだけれど(こんな事ももう覚えていられなくなっちまったのか)、多分10月に始まった区の社会教育館が主催している絵の教室に週に一度通っていた。根津に住んでいる親子でプロのペン画を書く方に教わって、「土手の伊勢屋」として知られている天ぷら屋さんの建物を描いてきた。実は一度もこの天ぷら屋さんで食事をしたことがないのだけれど、快く取材をさせて戴いたお店だったから、心を込めて描いてきた。
まず自分が気に入った写真を元に、これをプリントし、その上からトレーシング・ペーパーを載せて大枠を描きとる。→ トレーシング・ペーパーの裏に鉛筆を塗りたくる。→ エンボス粗めの紙にこれを載せて大枠をなぞると鉛筆書きされたようなトリミングが描ける。→ それを元に写真を見ながらPilot Hi-Tech Cの0.25, 0.3, 0.4mm位のものをつかって潰していく。どこまで行っても完成の時が判断できない。先生の作品を見ると、それはそれは凄い出来なのはいうまでもない。今日で、クラスは終わりだけれど、この経験を生かして、また描いてみたいものだなぁ。
追記
最後のレッスンにいって、みんなで作品を展示してみた。すると、それぞれに個性があるのが顕著に表れていて面白かった。そして、技法もそれぞれにあって、途中の作品をみんなで見ておけば良かったかも。そうすればいろいろ刺激し合うことができたような気がする。
最後に先生から、親子で描いた絵をカレンダーにしたものをそれぞれに戴いた。これは嬉しい。カバーは東京タワー。来年早々に展覧会があるんだそうで、その案内を戴けることになった。さて、今度はこのお店に天丼を食べに行きたい。