たった2時間しかねていないのに、目が醒めてしまい、しょうがないから朝ご飯を作って食べながらテレビをつけたらWOWOWシネマになっていた。そこに映っていたのはハワイの高校と思われる学校。
しきりにソング・コンテストだといっている。なんだろうと見ているうちにわかったのはオアフ島にあるカメハメハ・スクールで90年以上にわたって続いている学年対抗のソング・コンテストなのだ。
歌はすべてハワイ語で唄う。今ではハワイ州の公用語のひとつがハワイ語になっているんだそうだ。先日ハワイにいった友達がハワイの自然をとても良かったと語っていたけれど、生まれ育った出身を讃える歌だったり、ジーザスを讃える歌だったりする。どれもこれも美しいハーモニーである。そしてこの学校には様々な祖先を持つ高校生がいることに気がつく。ハワイという島国の歴史を見ているようだ。
多分この学校はエリート校なんだろうなと思わせる雰囲気を持っている。なにしろこんなに歌のうまい高校生達が揃っているなんて信じられない環境だ。みんなハワイ全土から集まってきているらしい。
音楽は人を動かす。音楽は人を感動させることができる。
朝の5時に見る映画としては勿体ないものがある。