いつの間にやらNew York メトロポリタンオペラの2013-2014の演目とスケジュールが発表になっていた。何しろ門外漢だからいつ発表になるのかも知らず、たまたまウェブサイトを見に行ったらずらずらとアップされているのを見て知った。
最低年間75ドルからのパトロンなるものになると一般に売り出される8月11日の一週間前から切符を買えるとか、たくさんお金を出したパトロンになるといつでも買うことができるというような差別化をして資金を応能負担で集めることができる様な仕組みになっているらしい。
METのライブ･ビューイングや、WOWOWでの録画中継あたりを見ていると、本当に一生懸命資金集めに奔走しており、そのためには様々なことをしているのが良くわかる。昨年は初めて築地の東劇へ「愛の妙薬」のライブ･ビューイングに行ったのだけれど、あの中では幕間に出演者を捕まえてのインタビューまであって観客はかなり楽しめる工夫をしている。あの画面で興味を持った観客の何人かは確実に現地に行って生を見たいと思うことだろう。
欧州各国のオペラハウスは一体どのような活動をやっているのだろうか。
- 2014年1月にはAnna Netrebkoの「愛の妙薬」がまたまた登場。7回の公演が予定されている。
- Anna Netrebkoといえば、今年13回にわたってチャイコフスキーの「Eugene Onegin」が上演されるのだそうだ。多分あっという間に売れてしまうのだろう。
- 都合8回公演されるというモーツアルトの「Così fan tutte」がライブ･ビューイングされるのだとしたら、これは楽しみだ。何しろシーズン幕開けの公演だから、力が入っていないわけがないだろう。
- 年末の演目は「魔笛」だそうで、素人の私としてはこのあたりを見ることができたらいいのに、と思うけれど、とてもとても。
