ほぼ足りてまだ欲 その先

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自信

 自信を喪失しちゃった、という人は励まして上げなくてはいかんわけだけれど、自信に満ちあふれ過ぎちゃっているっていう人はどうしたら良いんだろうか。先日知人の某氏が彼の友人のひとりを評して、「自信満々で反省という言葉が見あたらない」といったのを聞いて、どんな場面でそれを感じたのかなぁと思った。
 先週出逢った知人が小説を書いているんだ、という。どうもこの歳になると、自分史だとかなんだか知らないけれど小説と称するものを書きたくなる人が少なからずいるらしくて、カルチャーセンターでも、それの講座が必ず見つかる。彼が書いてくる長文のマルチ宛先メールはなるほどすらすらとしたものなので、「なかなか美文を書きますなぁ」と一言いったら、それからとめどなく自分が如何に昔からたくさんの女性を相手に文通をしてきたのかを語るのだった。つまりだから自分は文章が巧くなったといいたいわけだ。しかも彼はそれをすべて今でも保存しているというのだ。思わず気を失いそうになった。