今月の初め、7月3日に日本記者クラブで9党党首記者会見があった。その中でアベシンゾーは社民党の福島瑞穂の質問に対してこう答えたことはネット上では話題になった。
まず立憲主義についてはですね、憲法は権力を縛るものだと、確かにそういう側面があります。しかし、いわばすべて権力を縛るものだ、という考え方としてはですね、王権の時代、専制主義的な政府に対する憲法という考え方であって、今、民主主義国家であります。民主主義の国家である以上、同時に権力を縛るものであると同時に国の姿についてそれは書き込んでいくものだと私たちは考えております。
立憲主義という言葉自体に関する知識が欠落しているとしか思えない。こんな党首が憲法をいじるといっている。こいつは何もわかっていない。彼がいいたいことは、国家権力を縛ると同時に国民に対しても縛る側面があって良いだろう、ということである。
こんな政党に投票するということは自ら火の中に飛び込んでいく夏の虫そのものである。私たちはそんなに愚かなのか。