これで土建屋さんの仕事は間違いなく増える。すると鉄骨加工やさんの仕事も増える。なんだかんだとインフラ関連だといって直接オリンピックに関係ない仕事だって発注されるだろうから、いわゆるドメスティックな力仕事やさんは潤うね。これは震災復興だといって、いろいろな理由をこじつけて発注されてきた仕事と同じようなことが起きる。
なんせ日本の重厚産業は霞ヶ関を動かすことにかけてはまるで自分たちだけの行政のように動かすからね。事と次第によっちゃあ「ようがす、お宅の退職者の面倒だってみまさぁ〜」ってんで、受け入れるからね。その代わりにお仕事頂戴ませませ、予算つけてちょうだいませませだからね。
そうすると当然予算足りなくなるね。なにしろそれまでついていた予算をこっちに振り向けるなんてことはやらないわけだから。それは既得権益としてぶら下がっているのがいるわけだから。
じゃ、どうするのかといったら、どっかからドガジャガしてこなくちゃならない。上手い具合に消費税増税されるわけだ。渡りに船だね。
仮設住宅に暮らす人たちはどうするのかって?どうしもしないでしょ。そのまんまでしょ。そっちに余計な予算つけて改善を図ったって、自分にはヨイショする人いないものね。美味しいことは起きないものね。人間は卑劣だからね。
間違いない。