ほぼ足りてまだ欲 その先

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ボクシング

 会長がまたわけのわからん独占会見なんてやったんだね。この爺さん、もはや耄碌を通り越している。周りに責任があるね。わけがわからんのだから、周りがどうにかせんといかん。体育会系が陥りがちな、先輩後輩関係ってのが作用しちゃうんだろうなぁ。世の中にはこんなことは枚挙にいとまがない。かつて某重工メーカーでは、「天皇」といわれた社長が、明らかに今でいう「認知症」症状が出ているのに、周りが辞めさせることができないで、業界団体までその余波が出ていたことがある。
 かくいう私が勤めていた企業でも、子会社の社長を務めていたじいさまがとうとう認知症としか思えない状況が社内の噂となって広がり、様々な逸話が語られ、ようやくしばらく経って退任したのを見ていた。
 立場をわきまえなくなるというのは、もち慣れない権力を握ってしまって、とどまるところを知らなくなる、あるいは方向性を誤ってしまうという状況に陥ったときに起きる。社員全員に、何が何でも午前8時半に自分の席について一斉に挨拶をする、という方針を流した某社長を改めさせられなかった企業の話も聞いた。実験していようと、営業で外回りをしていようと、とにかくそこに来い!といっていたのだ。企業の活動をなんだと思っているのかわかっていない。なんでそんな奴が権力を握ったのかといったら、ヨイショの嵐だったんだ。そんな文化だっていうのが悲しいね。渋沢栄一がいたのにねぇ、この国には。