ほぼ足りてまだ欲 その先

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馬鹿者とはこのことだ

 自民党小池百合子元防衛相は28日の衆院国家安全保障特別委員会で、首相の一日の動きを報じる記事(毎日新聞では「首相日々」)について「『知る権利』を越えているのではないか」と述べ、報道機関に見直しを求めた。政府側はその際、答弁しなかったが、菅義偉官房長官は同日の記者会見でこの点を問われ、情報制限の必要性を否定した。
 小池氏は、特定秘密保護法案が規定する「特定秘密」とは直接結び付けなかったが、「日本は秘密や機密に対する感覚をほぼ失っている平和ぼけの国だ」と主張し、秘密保全の必要性を強調。諸外国から、こうした記事で日本の首相の動向がチェックされていると指摘し「何を知り、何を伝えてはいけないのかの精査をしっかりしてほしい」と注文をつけた。(毎日新聞 2013年10月28日 20時02分(最終更新 10月28日 23時05分)

 とまぁ、こういうわけだ。
 「平和」というものを「ぼけ」だといっているというこの程度の馬鹿者が今やこの国の政権を担っている政党の重鎮扱いだというのだから、この国の程度が知れようというものだ。官房長官が後の会見でこの見解について否定したというのだけれど、当のアベシンゾーがどう思っているのか公の場できちんとけんかを述べてみる必要があるだろう。ついには外貨準備高がどれほどあって、原油の貯蓄量がどれほどに上がり、国内の金の量がいかほどになるかなんてものも機密に属するのだといい出すことだろう。そんなことがわかれば戦争に差し支える可能性があるものなぁ。
 これまでこの国がまれに見る貴重なスタンスを抱えて世界にアッピールしてきたことを今やすべてないがしろにして、その辺の乱暴者国家に陥れてしまおうというのがアベシンゾー自民・公明連立政権の企みである。こいつらに勝手にさせておいたらこの国が進んでいく行き先が丸見えだ。裏切り者は彼らだ。
 公明党は親方の動静を知られたくないから、こんなやり口に賛成なんだろう。奴らも相当に怪しいものなぁ。