どうやらアベシンゾー自公連立政権の解釈では大間の原発建設工事は「新設・増設」には当たらない、つまり、もうとっくに工事にかかっているのだから「既設」扱いであって、これを中止するジャンルには分類しないということにしたようだ。
官房長官が昨日そうコメントしたと御用放送局たるNHKがこれを淡々と伝えたのである。こいつらは頭が悪いので、言葉の定義付けができないらしい。設計作業が始まり、工事入札が終わり、詳細設計に入ったらもう工事が始まっているのだという予算管理的視点でしかものを語ることができないらしい。
ハッキリいってバカである。まだ完成してもおらず、もちろん検収も終わっておらず、稼働していない発電所は「既設」ではない。菅官房長官の答案は不合格だ。