ほぼ足りてまだ欲 その先

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ちょっと出


 今日は地域の合同礼拝というものが日曜日でもないのにあって、それも日頃は入れない女学校の礼拝堂だったので、駆けつけたら、母校の名誉教授と一緒になった。お話は今はこの女学校のチャプレンを努めておられる女性の先生で、とてもいい話だった。かなりの人たちが感銘を受けたのではないかと思う。こういうところが凄いんだよなぁ。
「この国に生まれたこの国の国民の一人として、この国が過去に犯したこともそのまましっかり受け止めていこう」という言葉に思わず「うん」と頷く。
 その後、渋谷に出て、銀座線で表参道に向かう。前に経堂の呑み屋さんで開催された会に参加して顔見知りになったイラストレーターの方の個展にお邪魔した。お駒というキャラクターが演じる落語の世界。面白いことをするものだ。
 銀座に出て本屋に入る。予定していた雑誌は面白いものではなかった。その代わり文庫で二つ見つけた。

 植草甚一が1974年に晶文社から出した本らしいから、どこかで見ている可能性が高い。植草らしい。あの頃はとても買えなかったのかもしれない。様々な逸話を残している植草だ。彼は神保町で洋書を見つけてはお茶を飲みながらそれを開けたそうだ。「話の特集」の常連だったけなぁ。 講談社学術文庫で買いたい本を見つけてしまうと、高いから逡巡する。これは読んでも良い、つうか読まんといかん。