ほぼ足りてまだ欲 その先

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どちらともいえない

東京電力福島第一原発の事故のあと福島県が行った子どもの甲状腺検査で、1回目の検査で「問題がない」と判定された人のうち4人について、県の専門家の会議はことし行われた2回目の検査で、がんの疑いが見つかったと発表しました。
専門家の会議は「被ばく線量が大幅に低いとみられることなどから、これまでの検査結果と同様に現時点で放射線の影響とは考えにくい」と述べたうえで、症例が少ないため引き続き慎重に調べることにしています。(NHKニュース2014年12月25日 19時09分)

 このあとニュースの中で福島医大の医師と覚しき人が放射能の影響であるとも、ないともいえないとコメントしていた。だとしたら、どうして、放射能の影響であるという前提ですべてを考えてみるという措置が執られないのだろうか。ことは簡単なことではない。あとでそうだったと判明したとしても、それは遅きに逸するということにはならないのだろうか。この辺の判断の話を聴くと、水俣病やその他の公害病の時に繰り返された事を思い出す。