友人から麻布十番の洋食屋、「Edoya」が旨いぞぉ〜!と聞いたので、新宿の帰りに麻布十番に寄り道をしようと、大江戸線に乗っていた。電車の中のアナウンスが「次は国立競技場、東京体育館前です」といった後に、英語で「Next stop is KOKURITSUKYOUGIJO, TOKYOTAIIKUKANMAE」というんであります。これで英語のアナウンスのつもりっすか?どう考えても聞く人の立場に立ってないような気がするけれどなぁ。
7番の出口まで地中深くからえっちらおっちらエスカレーターで上がってきて大通りを渡り、鯛焼き屋の前を通り過ぎてまっすぐ行くと左の角にその店がある。
私が入った時はまだ午後1時になっていないのに中年男女が二人いただけで、その二人が席を立ってしまったら、厨房のお二人は「さぁ、なんにしましょ?」といわんばかりだった。そうそう、ここの牡蛎フライは2個から5個まで選べる。とりあえず4個といったのだけれど、折角ここまで来たのだからとそれを訂正して5個にした。セットにしたら、小さなサラダと小さなコーンポタージュスープがでたんだけれど、これがまぁ、子どもの頃、生まれて初めてナイフとフォークで海老フライを食べた清水貿易会館のグリルで堪能したスープそのものだったのである。
で、やってきた牡蛎フライを見て、いやはや、私はビックらこいてしまったのだよ。いや、でかいでかい。三口ぐらいじゃないと食べられないのだよ。それが5個だ!これは凄いなぁと思ったが、値段にも驚いたよ。