もはや今ではこれだけ普及してしまったスマホがつないでしまうネットの社会は取り返しのつかないところまで来てしまった。このシステムがない生活なんてもう誰も考えられないし、もし、ここでなくしてしまったら困ることがいくらでも出てくるだろう。
だから、もはや子ども、それも2-3歳の子どもから、このシステムに侵入するための機器をいじっている。彼らの手からこれを取り上げることはもう難しい。そのうち生活保護を使っている人たちにもその枠が与えられるようになるんじゃないか、いやならざるをえないことになってしまうんではないかという気がする。
先日ラジオで子どもたちのネットアクセス時間をコントロールしなくてはならないというようなことをいっていたけれど、もはやそんなことはできない。ましてやヤバいサイトへのアクセスもコントロールのしようがない。もうそんなコントロールが利くような状況ではない。アクセスする子どもはいるだろうという前提に立たなくてはならないだろう。それによって世の中に悪影響が及んでくる可能性は大いにあるけれど、それは致し方がない。企業が儲かるためにはこうしたことを規制はできない。いや、する気はない。孫正義はどんどん資産を大きくしていくことになるだろう。その代わり庶民はどんどんそうした機器とシステムに縛られ、振り回されていく。