本

探している本を見つけることは出来なかったのだけれど、これまで逡巡していた本を見つけてしまったので手にしてしまった。

GHQの検閲・諜報・宣伝工作 (岩波現代全書)

　著者の山本武利は一橋大学名誉教授、早稲田大学名誉教授。20世紀メディア研究所を主宰。NPO法人インテリジェンス研究所理事長。
　緒方竹虎をGHQはPOKAPONと呼んでいたという。ポカポンとはかなり滑稽な呼び名のように聞こえるが、讀賣の正力松太郎はポダムと呼ばれていたという。

日本人移民はこうして「カナダ人」になった: 『日刊民衆』を武器とした日本人ネットワーク

　著者の田村紀雄はノンフィクション作家、東京経済大学名誉教授。当時の日本人労働者の労働組合機関紙だった「日刊民衆」を元に分析をしている。

二・二六事件蹶起将校 最後の手記 (文春文庫)

　2008年に遺族によって発見された、蹶起将校、山本又の手記。