ほぼ足りてまだ欲 その先

「ほぼ足りてまだ欲」がはてなダイヤリーの廃止にともないこちらに移りました。

Bridge of Spies

 スピルバーグの映画で、主役はトム・ハンクス
 都営新宿線都営大江戸線が交差する森下にある「ふじたや」という和食定食屋さんでお昼を食べようという考えが頭にあったので、多分、初めてTOHOシネマズ錦糸町で見ました。
 森下のその店は某氏に教えて貰ったもので、先週の木曜日に既に行って懸案の「鰺天麩羅定食」を試してあります。その時は知らなかったのですが、森下といえばカトレアというパン屋さんが知られていて、そこの店がカレーパンの元祖だってんです。確かにいってみると元祖と書かれています。話によると二種類のカレーパンがあるというのですが、今日行ったときには一種類しかありませんでした。ひょっとするともう一種類はとっくに売り切れだったのかも知れません。
 ふじたやでは私は衝動的に牡蛎フライ定食、つれあいはかねての予定通り鰻丼を注文。今日は厨房から聞こえる声は先週の男の人の声ではなくて、女性の声でした。あとから入ってこられたお婆さんは柳川定食を注文。あとから来た連れのお婆さんは鰻丼。先に来ていたお婆さんが孫のお土産だといってカツ煮を別注。こういうお土産ってのは珍しいね。お店の方も「どうしても汁を含んでいるからお気をつけて」といっておいででした。
 森下から錦糸町まではおおよそ3kmあって良い散歩になりました。
 さて、映画ですが、1957年に米国、New York州のブルックリンでソ連のスパイが捕まったところから始まります。当時であれば通常のスパイが捉えられたら裁判で死刑になって当然です。しかし、担当した米国人弁護士の弁護によって彼は禁固30年の判決となります。
 1960年にアメリカの高高度偵察機U2ソ連によって撃墜されます。当時中学生だった私だって覚えている大事件です。これでいよいよ第三次世界大戦が勃発したっておかしくない!という危機感にかられました。
 そこから先が見てて面白い映画でした。2時間半弱の映画ですが、まったく時間を感じさせませんでした。
 それにしてもあのU2事件がそんなに昔の出来事だったとは、驚いちゃいますよ。ついこの前の出来事だったような気がします。ここから名前をとったバンドのU2だってメンバーがもうあんな歳なんですけれどね。
 トム・ハンクスとしてはかなり美味しい役で、さぞかしやりたかったことだろうと思わせます。ここに登場する人物はすべて実在した人たちだというのが重い話です。
 帰りにまた大きなスーパーへ寄って、レトルトの鍋スープを購入。こんなの買ったのは初めて。家に帰って野菜をがばがばと入れて煮てみたら、なんちゅうことはない、白濁した湯麺スープみたいなものだった。
 帰りは座れないと難儀だからと、錦糸町の駅まで歩いてバスで帰宅。